捏造トリビア

2004年12月21日
午前中、コウガイ蛭を探しに日比谷公園を散歩していると、悲しみに満ちた嘆き声。
休憩もかねてベンチに新聞紙を敷いて腰をおろし様子をうかがうと、泣きじゃくった中年サラリーマン...
ここまでなら良く見る光景、しかし今日今回は尋常ではない。

手に持っているのは黒ひげ危機一発、ずいぶん剣が刺さっている。
しかし、黒ひげは十字にセロテープで樽にとめられている、なぜ!?

その次の瞬間。

「母さんを返せ!、父さんを返せ!!、よし子を返せぇ!!!、村を返せぇ!!!!、みんな殺しやがって、暴力の手先め、このやろう」

とわめき散らしながら、ヒットホールであろう樽の穴にプラ製の剣をこれでもか、これでもかとぶっ刺し三昧。

30回ほど真っ赤になって刺したあとは、キュウリの塩揉よろしく
イガグリ状態の樽を転がし続け、果てはぶん投げ、「チグショウ、チグショウ・・」と泣き疲れたように去っていきました。

帰りの山の手線2周目半ば、そういえばPLUTOの「一体500ゼウスでいいよ」と言う謎の老人のフラッシュバックは一体どういう伏線なんだろう、テクネチュウムとクエン酸回路の件は大丈夫だろうか...

冬の短い夕暮れを車窓に見ながら感傷に更けるのでした。

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