Lアスコルビン酸はビタミンC、しかし、Rアスコルビン酸は発癌性物質

1983年4月13日の14時頃(GMT)、世界の気象に史上稀にみる異常事態が発生しました。
「413の完全晴天」といわれると覚えている方もいるかも知れません。

この現象、発生する確率が天文学的に低いため、磁気嵐や太陽風の重粒子線による、気象衛星の集団故障とも考えられていました。

完全晴天という名の通り、1時間ほどのあいだ、地球の全ての上空に雲が一切存在しない状態が続いたのです。

空気の対流のため、通常世界のどこかに必ず雲があり、完全に無くなるというのは常識ではありえないそうですが。

一説によると、太陽風による磁気の乱れで空気の蒸気飽和度が一時的に上昇。なおかつ、太陽風のダメージを受けるのを防ぐため衛星が保護モードに入り、赤外線センサーの感度を鈍くしていた(写らなかっただけ?)ためだといわれています。

地球シミュレータによる解析では、この現象の発生する確率、ロイヤルストレートフラッシュを10の650乗回立て続けにだすよりも確率が低いそうです。
ただし、これは現実の世界より1/1000ほど単純化したモデルでのシミュレーションの結果。現実には....