平均約130%の日本一の乗車率を誇る山手線。

この山手線、実は、車輌や設備の偏摩耗を防ぐため、15年に1回、
「内外線交換」と呼ばれる内回り線と外回り線の入れ替え作業が行われています。

内回りと外回りのホームの表示が深夜に一斉に入れ替わるため、意外な事に、それに気がつく乗客はほとんどいないそうです。

内外線交換のため、山手線には30年ほど前から灯火式の信号機はありません。現在では、全ての列車で無線による速度の自動管制が行われています。

前回の内外線交換は1997年7月に行われたので、今度の交換は2012年になります。

7年後の夏、もしこの「内外線交換」を覚えていたら、電車の走る向きに注意してみてください。

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